python2.4から、コレクションオブジェクトとしてsetの概念が追加されています。
以前から、リストとハッシュ(辞書)とタプルなどが存在していましたが
そこにsetも加わったという事になります。
javaをやっている人などは、分かると思いますがsetとは、重複が許されない
リストみたいなものです。集合を表現します。
setは、set関数(ビルドイン)を用いて作成します。
以下、サンプルです。
>>> set_a = set("abcde") >>> set_a set(['a', 'c', 'b', 'e', 'd']) >>> set_b = set("bcd") >>> set_b set(['c', 'b', 'd']) >>> set_a & set_b set(['c', 'b', 'd']) >>> set_a | set_b set(['a', 'c', 'b', 'e', 'd']) >>> set_a ^ set_b set(['a', 'e'])
みたまんまですね。set関数には、当然文字列だけではなく
リストやタプル、ハッシュも渡せます。
注意点ですが、ハッシュを渡した場合はハッシュのキー名で
セットオブジェクトが構築されます。