v2011 vol.1にて、XtraRichEditがDoc形式のファイルをサポートしたので
ちょっと試してみました。
- WinForms RichEdit - Support for DOC format! (available now in 2011, volume 1)
- WinForms Rich Editor: New Feature Videos!
といっても、表示するのは他のファイル形式と同じように
richEditControl1.LoadDocument("パス");
とするだけです。
問題は、どの程度再現できるのか?という話ですね。
試しに、以下のようなdocxファイルを作成しました。
このファイルを、元ファイルとして以下のようにして読み込み。
using System; using System.Collections.Generic; using System.IO; using System.Linq; using DevExpress.XtraEditors; namespace DevExpress_XtraRichEditor_DocRead { public partial class Form1 : XtraForm { const string DOC_DIR = "Documents"; const string DOC_FILE = "Sample.docx"; public Form1() { InitializeComponent(); } private void Form1_Load(object sender, EventArgs e) { // // Docファイルを読み込み. // string path = Path.Combine(DOC_DIR, DOC_FILE); recMain.LoadDocument(path); } } }
- 書式付きの文字列
- フォントの指定が消えている。
- 左寄せ、中央寄せ、右寄せ
- 同じ
- 箇条書き
- 概ね同じ
- 段落番号
- 概ね同じ
- アウトライン
- インデントが無くなっている。
- テーブル
- 概ね同じ
- 図
- 同じ
- 図形
- 復元出来ず。
う〜ん。ちょっと厳しいですね・・・。
まだ、利用するのは早いかも・・。
テキストが大半のファイルの場合は、うまく表示できると思われるが
書式をきっちり設定しているドキュメントは無理。
今後の機能追加に期待したいところ。
サンプルは以下の場所にアップしてあります。
(*) 動作させるには、DevExpress v2011 vol.1のインストールが必要です。
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過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
- いろいろ備忘録日記まとめ