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いろいろ備忘録日記

主に .NET と Python絡みのメモを公開しています。

.NET クラスライブラリ探訪-064 (System.IO.Compression.ZipFile (3), .NET 4.5から追加, ZIPファイルを作成および更新, CreateEntryFromFile, CreateEntry)

C#


前回に引き続き、System.IO.Compression.ZipFileクラスについてちょこっとメモメモ。


ZipFileクラスの概要については、前回の記事をご参照ください。


今回は、ZIPファイルを作成および更新する方法についてです。
ZipArchiveクラスの以下のメソッドを利用すると、ZIPファイルの作成および更新が行えます。

CreateEntry(string)
CreateEntryFromFile(string, string)

CreateEntryFromFileメソッドの方は、元ファイルが存在する場合に利用できます。
このメソッドを利用すると、自前でストリームを開くことなく簡単にエントリを追加できます。
CreateEntryの方は、エントリを作成してくれるのみです。
データは自前で流し込む必要があります。


ZipArchiveクラスのインスタンスは、

ZipFile.Open

で取得することが出来ます。


尚、ZipFileクラスを利用する場合、参照設定に

System.IO.Compression.FileSystem.dll

ZipArchiveクラスを利用する場合、参照設定に

  System.IO.Compression.dll

を追加する必要があります。


以下サンプルです。

  #region ZipFileSamples-03
  /// <summary>
  /// System.IO.Compression.ZipFileクラスのサンプルです。
  /// </summary>
  /// <remarks>
  /// ZipFileクラスは、.NET Framework 4.5で追加されたクラスです。
  /// このクラスを利用するには、「System.IO.Compression.FileSystem.dll」を
  /// 参照設定に追加する必要があります。
  /// このクラスは、Metroアプリでは利用できません。
  /// Metroアプリでは、代わりにZipArchiveクラスを利用します。
  ///
  /// 尚、ZipArchiveクラスを利用する場合
  ///   System.IO.Compression.dll
  /// を参照設定に追加する必要があります。
  /// </remarks>
  public class ZipFileSamples03 : IExecutable
  {
    string _zipFilePath;
    
    string DesktopPath
    {
      get
      {
        return Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.Desktop);
      }
    }
    
    public void Execute()
    {
      //
      // ZIPファイルの作成および更新.
      //   作成および更新の場合、ZipArchiveクラスを利用する.
      // 
      // ・エントリの追加: ZipArchive.CreateEntryFromFile OR ZipArchive.CreateEntry
      //
      // CreateEntryFromFileは、メソッドの名前が示す通り元ファイルがある場合に利用する。
      // 元となるファイルが存在する場合はこれが楽である。
      //
      // CreateEntryは、エントリのみを新規作成するメソッド。データは自前で流し込む必要がある。
      //
      Prepare();
      
      //
      // Zipファイルを新規作成.
      //
      using (var archive = ZipFile.Open(_zipFilePath, ZipArchiveMode.Create))
      {
        //
        // 元ファイルが存在している場合は、CreateEntryFromFileを利用するのが楽.
        //
        archive.CreateEntryFromFile("Persons.txt", "Persons.txt");
      }
      
      //
      // Zipファイルの内容を更新.
      //
      using (var archive = ZipFile.Open(_zipFilePath, ZipArchiveMode.Update))
      {
        //
        // 元ファイルは存在するが、今度はCreateEntryメソッドで新規エントリのみを作成しデータは、手動で流し込む.
        //
        using (var reader = new BinaryReader(File.Open("database.png", FileMode.Open)))
        {
          var newEntry = archive.CreateEntry("database.png");
          using (var writer = new BinaryWriter(newEntry.Open()))
          {
            WriteAllBytes(reader, writer);
          }
        }
      }
    }
    
    void Prepare()
    {
      _zipFilePath = Path.Combine(DesktopPath, "ZipTest2.zip");
      if (File.Exists(_zipFilePath))
      {
        File.Delete(_zipFilePath);
      }
    }
    
    void WriteAllBytes(BinaryReader reader, BinaryWriter writer)
    {
      try
      {
        for (;;)
        {
          writer.Write(reader.ReadByte());
        }
      }
      catch (EndOfStreamException)
      {
        writer.Flush();
      }
    }
  }
  #endregion


以下、参考資料です。

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過去の記事については、以下のページからご参照下さい。

サンプルコードは、以下の場所で公開しています。