概要
よく忘れるのでここにメモメモ。。。知っているとちょっと楽できます。
vim には、様々なレジスタがありますが、その中にヤンクレジスタと呼ばれるものがあります。
これ、知ってると便利です。ヤンクレジスタは "0 でアクセスできます。
ヤンクレジスタは、名前の通り直近の「ヤンク」した内容を保持してくれます。
この「ヤンク」した内容だけを保持してくれるってのがミソで、vimでは d や x などの削除系コマンドを実行しても
デフォルトでは無名レジスタ ("") に値が設定されてしまいます。なので
- 何かをヤンクする
- 別の場所で元の文字列と入れ替えたいので、元の文字列を削除 ( dw とか)
- (1) の結果を貼り付け(プット)しようとしたら無名レジスタは (2) の内容になっちゃってる
ということになるのですが、ヤンクレジスタは (1) の値を保持してままになっています。
なので、(3) の部分で 普通に P でプットするのではなくて、 "0P とするとヤンクレジスタから貼り付けることができます。
ちょっと、文字で伝えるとなかなかうまく伝わっていないかもしれませんが、実際に操作してみるとすぐに分かると思います。
参考情報
過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
いろいろ備忘録日記まとめ
サンプルコードは、以下の場所で公開しています。