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概要
以下、自分用のメモです。忘れないうちにメモメモ。。。
先日、PostgreSQL 17がリリースされましたね。パフォーマンスが改善されたり、増分バックアップがネイティブ対応になったりと実務で利用することを考えると素晴らしい改善が入っているバージョン。
下の参考情報に記載している PostgreSQL 17 Press Kit より気になる部分を抜粋。
PostgreSQL のこのリリースでは、全体的なパフォーマンスの大幅な向上が図られており、特にバキューム処理のメモリ管理の実装を全面的に見直し、ストレージアクセスの最適化や高い並行処理ワークロードへの対応が改善され、大量データの読み込みやエクスポートの速度が大幅に向上し、インデックスに対するクエリ実行の効率も改善されています。
PostgreSQL 17 は、バキュームのための新しい内部メモリ構造を導入しており、最善のケースでは従来の 1 / 20 のメモリで済むようになります。 これにより、バキュームの速度が向上し、共有リソースの使用が削減され、ワークロードに利用できるリソースが増加します。
PostgreSQL 17 は、I/O レイヤのパフォーマンスを引き続き向上させています。 高並行処理ワークロードでは、先行書き込みログ(WAL)処理の改善により、書き込みスループットが最大で 2 倍に向上する可能性があります。 さらに、新しいストリーミング I/O インターフェースにより、シーケンシャルスキャン(テーブルの全データの読み込み)や、ANALYZE がプランナ統計を更新する速度が向上します。
PostgreSQL に含まれるバックアップユーティリティ pg_basebackup は、増分バックアップをサポートし、フルバックアップを再構築するための pg_combinebackup ユーティリティが追加されました。 さらに、pg_dump には --filter という新しいオプションが追加され、ダンプファイルを生成する際に含めるオブジェクトを選択できるようになっています。
以下、順不同で参考情報をメモしています。
参考情報
ダウンロード
過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
サンプルコードは、以下の場所で公開しています。