Clickフレームワーク(http://click.sourceforge.net/)は、
シンプルで学習が容易と言われているJava用Webアプリフレームワークです。
日本から、たけぞうさん(Naoki Takezoe)がコミッタとして参加されており、
Eclipse用のプラグインも公開されています。
まだ、ちょっとしか触れていないのですが、確かにものすごくシンプルで
かつ、使いやすいです。
私個人から見た特徴としては、
- ドキュメント(Web上のドキュメント、Javadoc)が非常に豊富(英語ですが、読みやすいです。)
- 最初から各種メッセージが日本語化されています.
- HTMLとJAVAクラスのみのシンプルな構成(余計なXMLが極力ない形です)
- リクエスト毎にPageオブジェクトがnewされる(Pageクラスにフィールドを持つことが簡単)
- 設定ファイルにて、いちいちページをひとつずつ定義しなくても一気に設定できる(automapping)
- プロジェクトのactivityが高い(つまりアクティブに活動が行われている)
という点ですね。特に、ドキュメントがしっかりしている点が非常に好きです。
こんなに、そろってるオープンソースのプロジェクトは初めて見ました。
(JAVADOCにもめっちゃきっちり書いてあります。)案件に使用する場合、
ドキュメントがしっかりしているかどうかとアクティブなのかどうかは
結構大事ですので。
後、ビューにVelocityを使用している点も特徴的ですね。
最近は、Tapestryやwicketを始めデザイナーがそのまま編集できる形のビューを
提供するフレームワークが多い中、あえてこのような形にしているように見えます。
たしかに、この形の方が楽なんですよね。エンジニアからすると。
なので、開発者よりのフレームワークと思っています。
知名度的には、それほどだと思われますので日本語の情報は今はそんなに無いですが、
これから増えてきそうな予感です。
では、インストール。
以下で終わりです。
WEB-INF/libにダウンロードしたclick-xxx.jarとclick-extras-xxx.jarをおく.
終了。w
次は、設定ファイル作成とお決まりのへろ〜わ〜るどです。