いろいろ備忘録日記

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WSL 2.0.0 がプレリリースされた (autoMemoryReclaim, sparseVhd)

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GitHub - devlights/blog-summary: ブログ「いろいろ備忘録日記」のまとめ

概要

以下、自分用のメモです。忘れないうちにメモメモ。。。

WSLのバージョン 2.0.0 がプレリリースされましたね。参考情報をメモメモ。。。

devblogs.microsoft.com

github.com

www.publickey1.jp

forest.watch.impress.co.jp

softantenna.com

news.mynavi.jp

zenn.dev

このバージョンには実験的機能として

  • 使用メモリをWindowsに返却して自動縮退 (autoMemoryReclaim)
  • 仮想ハードディスクを自動縮退 (sparseVhd)

などが追加されています。他にもあるのですがWindows11限定だったりInsider限定だったりします。

上の2つは Windows 10 環境でも有効です。

個人的には、使用メモリを徐々に自動縮退していくのはとても嬉しいです。

バージョンアップしてみる

今回のはプレリリースになっていますので、普通に

$ wsl --update

とやっても更新されません。

$ wsl --update --pre-release

とします。アップデートが完了すると私の環境では以下のようになりました。

$ wsl --version
WSL バージョン: 2.0.0.0
カーネル バージョン: 5.15.123.1-1
WSLg バージョン: 1.0.57

.wslconfig ファイルを編集して実験機能をONにする

次に今回追加された実験機能をONにします。

$ vim $HOME/.wslconfig

私の場合は以下のようにしています。

[wsl2]
memory=6GB
[experimental]
autoMemoryReclaim=gradual
sparseVhd=true

autoMemoryReclaimのところに設定している gradual は、5分間アイドル状態が継続した場合にWSLからWindowsへメモリを徐々に返却しますという設定です。

速攻で開放したい場合は dropcache を設定すれば良いみたいです。

後は、一度WSLを再起動します。

$ wsl --shutdown
$ wsl

参考情報


過去の記事については、以下のページからご参照下さい。

サンプルコードは、以下の場所で公開しています。