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概要
以下、自分用のメモです。忘れないうちにメモメモ。。。
WSLのバージョン 2.0.0 がプレリリースされましたね。参考情報をメモメモ。。。
このバージョンには実験的機能として
- 使用メモリをWindowsに返却して自動縮退 (autoMemoryReclaim)
- 仮想ハードディスクを自動縮退 (sparseVhd)
などが追加されています。他にもあるのですがWindows11限定だったりInsider限定だったりします。
上の2つは Windows 10 環境でも有効です。
個人的には、使用メモリを徐々に自動縮退していくのはとても嬉しいです。
バージョンアップしてみる
今回のはプレリリースになっていますので、普通に
$ wsl --update
とやっても更新されません。
$ wsl --update --pre-release
とします。アップデートが完了すると私の環境では以下のようになりました。
$ wsl --version WSL バージョン: 2.0.0.0 カーネル バージョン: 5.15.123.1-1 WSLg バージョン: 1.0.57
.wslconfig
ファイルを編集して実験機能をONにする
次に今回追加された実験機能をONにします。
$ vim $HOME/.wslconfig
私の場合は以下のようにしています。
[wsl2] memory=6GB [experimental] autoMemoryReclaim=gradual sparseVhd=true
autoMemoryReclaimのところに設定している gradual
は、5分間アイドル状態が継続した場合にWSLからWindowsへメモリを徐々に返却しますという設定です。
速攻で開放したい場合は dropcache
を設定すれば良いみたいです。
後は、一度WSLを再起動します。
$ wsl --shutdown
$ wsl
参考情報
過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
サンプルコードは、以下の場所で公開しています。