?コマンドで出てくるヘルプ(MAIN FEATURES)から抜粋。適当に訳していますので
間違っている可能性は大です。こんな感じと思ってください。
- 通常のpython helpシステムへのアクセス。(helpコマンド)
- マジックコマンド(IPython独自の便利なコマンドの事。%commandでアクセス。%magicでヘルプ)
- コマンドのエイリアス機能。(%aliasでヘルプ)
- 動的オブジェクト情報の表示(ダイナミックヘルプみたいなもの。オブジェクト?でアクセス。オブジェクト??で詳細ヘルプ。).
- 補完機能(IPythonのメイン機能。インテリセンスみたいなもの。タブで補完)
- コマンドライン履歴検索機能(Ctrl-p, Ctrl-nで検索可能。Ctrl-rでインクリメンタルサーチ)
- 実行したコマンドセッションの保存(readlineモジュールが必要.)
- 入力をロギングしたり、セッションから復元したりできる??(訳がよくわからないです・・Logging of input with the ability to save and restore a working session.)
- シェルコマンドの実行(!をつけてコマンドを発行することができる。!lsなど)
- reloadコマンドの拡張(ネストしているモジュールも一気にreloadしてくれる)
- スタックトレースが色付けされ、さらに多くの情報を表示。(%xmode, %xcolorを参照。)
- 入力のキャッシュ機構。(IPythonは入力されたコマンドをキャッシュする機能があります)
- 以下のコマンドでキャッシュにアクセスできます。
- _i:前回実行したコマンド
- _ii:前々回のコマンド
- _iii:前々々回のコマンド
- _ih:ヒストリを全部表示。_ih[n]で特定のヒストリ表示。当然、_ih[1:3]なんてこともできます。
- _i
:_ih[n]と同じことができます。_i3とすると3番目の履歴。_i3 == _ih[3] - %hist:ヒストリの履歴表示
- 以下のコマンドでキャッシュにアクセスできます。
- 出力のキャッシュ機構
- 以下のコマンドでキャッシュにアクセスできます。
- _(アンダースコア1個): 前回の出力
- __(アンダースコア2個) : 前々回の出力
- ___(アンダースコア3個) : 前々々回の出力
- _oh: 出力履歴を表示
- _
: n番目の出力履歴を表示
- 以下のコマンドでキャッシュにアクセスできます。
- ディレクトリ履歴(IPythonは、訪れたディレクトリのキャッシュ機能を持っています.)
- 以下のコマンドでアクセスできます。
- _dh:履歴を表示。スライス可能。
- 以下のコマンドでアクセスできます。
- 自動括弧付けと自動クォート機能
- 自動括弧付け
- callableオブジェクトは、callable_obj a,b,cとして実行すると自動でcallable(a,b,c)としてくれる(ex: str 'a' ==> str('a'))
- 強制的に自動括弧付けにするには、先頭に/をつけて実行。(ex: /global ==> global())ただし、これは行の先頭でつけなければならない。
- 自動クォート機能
- 行の先頭で ,コマンド 引数 引数 ・・・とすると引数が自動でクォートづけされる。(ex ,str a ==> str("a"))
- ,の代わりに;を使うと一つの文字列としてまとめてくれる。
- 次のはエラーとなる。 x = ,str a <== syntax error!!
- 自動括弧付け