DevExpressからマルチデバイス向けアプリケーション開発フレームワークであるDXTREMEが発表されました。
「ディーエクストリーム」って読むみたいです。(製品紹介ビデオより)
以下メモです。DXTREMEはまだPreview段階であり、以下の情報は2012/09/18時点の情報を元にしています。
- INTRODUCTING DXTREME
特徴としてはHTML5, CSS3, Javascriptを利用したマルチデバイス向けアプリの開発が行えるとのことです。
一つのコードベースで、複数のプラットフォームとデバイスに対応するとのこと。
対応しているのは、
となっています。
製品紹介ビデオがありまして、DXTREMEの概要について説明されています。
(英語ですが、すごく分かりやすいです。)
- Discover DXTREME Video
ガイドドキュメントも用意されています。
- View the Reviewer's Guide
技術的には
を利用していて、その上にDXTREMEライブラリが乗ってくる感じ。
アプリは基本的にシングルページアプリケーション(SPA)となります。
Apple App StoreやGoogle Play Storeに公開する際は、Apache Cordova (PhoneGap)を利用してパッケージングする模様。
iOS上でDXTREMEアプリを作成した際にデプロイとテストを助ける為のアプリとして「DXTREME Courier App」というのが
DevExpress側で公開されています。(Android版は不明)
- DXTREME Courier App - Free iOS App helps you deploy and test mobile apps
正直、jQueryとかKnockout (MVVM)とかに慣れていないと、厳しいなぁって感じです。
現段階での製品デモは以下よりアクセスできます。
- DXTREME DXTravel Demo
でも、まだPreview段階なのか未実装な部分も多いです。概要は確認できます。
技術ドキュメントは以下の場所から見れます。(ラーニングセンター)
- DXTREME Learning Center
後、ちょっとややこしいのが各サブスクリプションに対しての扱いです。
製品紹介ビデオの中でも語られていますが、次のバージョンであるv12.2 (Dec 3rd 2012)が
リリースされた際、DevExpressからの贈り物という形で、各サブスクリプションに追加されるみたいです。
で、各サブスクリプション毎に追加される内容が異なるとのこと。
- Universalの場合は、全てが含まれる。
- Enterpriseの場合は、DXTREME ENTERPRISE suiteがv12.2とv13.1に含まれる?
- それ以外のエディション(WinFormsとかWPFとかASP.NETとか)には、Windows 8 XAMLコントロールが追加される。(v12.2 and v13.1)
上記贈り物が追加される条件は、次のリリース(v12.2, Dec 3rd 2012)時点で有効なサブスクリプションを持っている事であるとのこと。
直前に購入してもリニューアルしてもオッケイみたい。
詳細については、Extreme Offerのページの「Terms and Conditions」を読む方がいいと思います。
- The EXTREME Offer from DevExpress
今回のDXTREMEの発表で
- 業務アプリまたはリッチクライアントは, XAF (Windows Forms & ASP.NET)とXPF (WPF & Silverlight)で。
- マルチプラットフォーム、マルチデバイスはDXTREME (HTML5, CSS3, Javascript)で。
みたいな住み分けになるのかなって思ってます。
私自身もまだ情報見たばっかりで、デモしか触っていない状態です。
(とりあえず、Preview版をダウンロードしてインストールはしてみました。)
また、追加情報があればここに記載していきます。
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過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
- いろいろ備忘録日記まとめ
サンプルコードは、以下の場所で公開しています。
- いろいろ備忘録日記サンプルソース置き場