概要
小ネタ。よく忘れるのでメモメモ。
linuxとかで作業していると、たまに 間違って CTRL-D を押しちゃってログアウトすることがありませんか。私はありますw
んで、場合によっては、ユーザさんの環境とかで作業しているときなどは極力再ログインとかをしたくないときがあったります。
そういうときは、bashの機能を使って、Ctrl-Dでログアウトするために必要な回数を増やしておくとちょっといいかもしれません。
たとえば、Ctrl-Dでログアウトするためには連続して3回押さないと駄目にするには以下のようにします。
$ export IGNOREEOF=2
設定すると以下のようになります。
設定していない場合
gitpod /workspace/try-linux $ ps | grep -v -E "(ps|grep)" PID TTY TIME CMD 1253 pts/0 00:00:00 bash # 新たにシェル起動 gitpod /workspace/try-linux $ bash gitpod /workspace/try-linux $ ps | grep -v -E "(ps|grep)" PID TTY TIME CMD 1253 pts/0 00:00:00 bash 3720 pts/0 00:00:00 bash # Ctrl-D押下 # IGNOREEOFを設定していないので、一発でログアウトする gitpod /workspace/try-linux $ exit
設定している場合
itpod /workspace/try-linux $ ps | grep -v -E "(ps|grep)" PID TTY TIME CMD 1253 pts/0 00:00:00 bash # 新たにシェル起動 gitpod /workspace/try-linux $ bash gitpod /workspace/try-linux $ ps | grep -v -E "(ps|grep)" PID TTY TIME CMD 1253 pts/0 00:00:00 bash 4945 pts/0 00:00:00 bash # Ctrl-Dを2回無視するように設定。つまり3回連続でログアウトすることになる gitpod /workspace/try-linux $ export IGNOREEOF=2 # Ctrl-D押下 (1回目) gitpod /workspace/try-linux $ Use "exit" to leave the shell. # Ctrl-D押下 (2回目) gitpod /workspace/try-linux $ Use "exit" to leave the shell. # Ctrl-D押下 (3回目) gitpod /workspace/try-linux $ exit
参考情報
LinuxサーバHacks―プロが使うテクニック&ツール100選
- 作者:ロブ フリッケンガー
- 発売日: 2003/11/01
- メディア: 単行本
過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
- いろいろ備忘録日記まとめ
サンプルコードは、以下の場所で公開しています。
- いろいろ備忘録日記サンプルソース置き場