いろいろ備忘録日記

主に .NET とか Go とか Flutter とか Python絡みのメモを公開しています。

IronPythonで参照が必要なDLLの利用方法 (clr, AddReferenceByPartialName)

IronPythonにて、.NET環境で参照を追加する事が必要なDLL (System.Windows.Forms, System.Transactionsなど)
を利用するには、以下のようにします。

import clr

#
# 参照が必要なDLLを参照追加します。
#
clr.AddReferenceByPartialName('System.Windows.Forms')

#
# importを行ないます。
#
import System.Windows.Forms as _winforms

#
# 後は、通常通り使用できます。
#
_winforms.Application.Run(_winforms.Form())


参照を追加しなくても、使用できる名前空間については
AddReferenceByPartialNameを使用しなくてもそのままimportできます。


その辺については、http://d.hatena.ne.jp/gsf_zero1/20070119/p1を参照願います。


後、CPythonのライブラリモジュールを利用可能にするには、上記のリンク先に書いてある通り
sys.pathに追加する必要があるのですが、毎回毎回追加するのが面倒な場合は
以下の場所のsite.pyに予め設定しておくと楽です。

IronPythonをインストールしたディレクトリ/Lib/site.py

このファイルのどこかに

sys.path.append("c:/python2.5/Lib")

のように設定しておけばオッケイです。


IronPythonについては、以下のページが詳しく説明されています。